MotoGPマシンにエアロダイナミクスは必要か否か

昨今のMotoGPマシンには
羽が付いてる。

あの羽は独断と偏見で説明すると、
今のMotoGPマシンがアンダーステアだから。

アンダーステアとは、
コーナーリング中にマシンが
外側に膨らんでしまう現象。

本来であればコーナーリング中、
マシンは適度に内側に向かって欲しいわけです。
曲がってるんだから。

それが今のマシンは、
パワーがありすぎるのか何なのか知らんけど、
外側に向かってしまう傾向なのです。

そこでドゥカティのジジさんは考えた!

か、どうか知らんけど、
操舵を担ってるフロントに荷重かければ
曲がってくんじゃねぇ?

フロントに荷重をかけるには。。。
そうだ!エアロダイナミクスを付ければ、
フロントに荷重かけられるんじゃねぇ?

で、
それが上手く機能して、
ドゥカティは最強マシンを作れたわけです。

たぶん、おそらく。。。

でも、ボクが思うにスズキは
エアロダイナミクスが凄いわけでもないのに、
ドゥカティに匹敵する速さがあったと思う。

実際に2022年の後半のリンスさんの走りは
圧巻だったと思う。

つまり、
コーナーリングマシンを作ることができれば、
エアロダイナミクスなんて要らないんじゃないのか。

コーナーリングマシンとは。。。

コーナーリングマシンとは、
ちゃんと曲がるマシンのこと。

マシンはパーシャルのときに曲がるのです。
パーシャルとはアクセルをちょっとだけ開けてて
マシンが加速も減速もしてない状態。

ところが今のMotoGPマシンは、
ブレーキングしてマシンの向きが変わったら
即アクセルオンらしい。

つまり、パーシャルの時間が無い。

つまり曲がってない。
向きを変えてるだけ。

それがおそらくスズキのマシンは
パーシャルで曲がってたんじゃないのか。
そう推測するのです。

結論として、
コーナーリングマシンが作れないなら
エアロダイナミクスが必要。

コーナーリングマシンが作れるなら、
エアロダイナミクスは不要。

そして、
コーナーリングマシンが作れるのは、
日本のメーカーだけだと思うのです。



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